リノベ熊本(物件調査⑤)見えない被害
投稿日:2013.03.20
こんにちは。
雨がひとしきり、降りましたね・・・?
近所の、大きな木に「黒い大群」が50羽ぐらい
来て、うるさい程「アホ・あほ」言ってます!
誰の事を、読んでるのでしょうか・・・?
まさか・・・?私のこと・・・???
気を取り直して、真面目に更新します。
中古物件を選ぶに当り、重要な点を順番で
ご紹介しております・・・。
今日で、第5弾目・・・。
皆さんが、よく後で失敗されるケースを
事前にご紹介させて頂きます・・・。
この段階まで来たら、ある程度の内容を
クリアしてきた段階ですので、お客様と
しても、ワクワクしている状態です・・・。
条件をクリアして来ている訳ですから当然
ですが、よく「最後の落とし穴」と言われるのが
建物内部の水道配管関係の漏れです。
水道関係の配管漏れは、大きく分けると
2つの「危険性」を秘めています・・・。
まずは、配管の漏れによる
①白蟻の被害
②地盤の沈下
特に木造の住宅では、致命的な現象です。
昭和時代の住宅では、「タイル張りのお風呂」
が、ほとんどでした・・・。
タイル張りのお風呂では、水道の配管関係が
全部タイルの下の砂利や、土部分に埋もれており
配管が腐食して、水漏れを起こしている場合が
多々、見受けられます・・・。
そこが原因で、白蟻の発生や、地盤沈下の
原因になっています・・・。
普通、中古住宅を購入する場合などは、そこまで
確認は自分達では出来ませんし、そんなことを
言ったらいけないのじゃないか・・・?
と思われるかもしれません・・・。しかし、もし
契約後でそんな事が発覚しても、普通の不動産屋
さんは「知らぬ・存ぜぬ」で、責任なんか絶対取られません!
中古物件の、一番恐ろしい所です!!
通常、中古物件には「保証書」が付きません・・・。
そして、ありのままを見て頂いて購入して頂く!
と言うやり方ですので、聞かれない事は答えません!
ですので、出来るだけ多くの質問をして、文章で
回答してもらうのが「コツ」です・・・。
ここで、不動産屋さんのこんな「言葉尻」には
十分ご注意下さい!!
①~だったと、思いますよ!!
②~だったはずです!!
③~だったけどですね~・・・?
不動産屋さんには悪いのですが、この業界では
「せんみっつ」
と言う言葉があります・・・。
「1000(せん)の事柄に、3つしか真実は無い」
と言う意味で使われます・・・。
勿論、誠実な業者さんも沢山いらっしゃいますが
なかなか見抜く事は困難です!!
水漏れしているらしき部分を見付けて、
「水漏れしてるみたいですね・・・?」と、聞いても
「あ~あ、最近までしていたみたいだったけどですね?」
「何か、最近修理されたんだったと、思いますよ・・・?」
と言った具合で、「のらりくらり」と、かわされたら危険!!
はっきりと、「もう修理されました!私も確認しました!」
と言われれば、セーフだと思っておいて下さい!!
と言っても、何の保証もありませんので、出来れば
専門家に「床下調査」
「屋根調査」
を、依頼されて下さい!
もし、白蟻にやられていたら「新築」より高くなります!
だって、新築工事プラス解体費用が掛かってしまいますから・・・。
建物の老朽化は仕方ありません・・・。
でも、致命的な障害はどうにも出来ませんので・・・?
では、今日も一日ご安全に!!