薪ストーブの考え方③
投稿日:2012.04.24
こんばんは。
今日も良い天気で助かりました。
でもまた、明日から崩れるとの予報ですので
ちょっと残念ですが、出来る段取りから
確実に済ませて行こうと思います。
今日は、薪ストーブの考え方の第3弾。
ドラフトの良さが薪ストーブの性能を
大きく左右する事を、考えておきましょう!
まず「ドラフト?」とは・・・?
簡単に言えば、「熱の上昇気流」の事です。
薪ストーブの性能や、安全性に大きな影響を
与えるのが「煙突」です。煙を通す単なる
「筒」と思ったら大きな間違いです。
排気の原理を理解した上で、正しく煙突を選び
より暖かく、より安全なストーブライフを過ごすには
なぜ「断熱二重煙突」が、良いのか?考えてみましょう!
ストーブの性能を最大限に引き出すには、効率よく
煙を排出し、空気と入れ替える必要があります。
ドラフト性能に大きく関係するのが、「温度差」です。
暖かい空気が、冷たい空気よりも「軽い」事で
下から冷たい空気を取り込んで、上へ上へと
上昇気流の原理を使って、より良い煙の
排出を助けてくれるのです。
金属のシングル煙突では、暖まった空気が
外に出てしまう為、断熱材により保護される
二重断熱煙突が、スムーズにドラフト(上昇気流)を
自然の力で起こすことが可能になります。
薪ストーブとは、自然の物をどれだけ上手く
使うかで、大きく性能を発揮させる事に
なるのです。決して強制的に電気を使って
空気を送ったり、排出させる物では
無いのですから・・・?