施工実績

谷板金の銅板を、陶器瓦の釉薬が溶かし穴を開けてしまう。熊本市南区の家・・・

今回は、陶器瓦の谷板金からの雨漏れ補修の実例紹介です。

このブログでも、何度か同じような施工をご紹介しておりますが

陶器瓦の着色をする際に「釉薬」を使い色を付けるのですが

その成分が、谷板金の銅板を溶かし穴を開けることが近年分かりました。

そこで、銅板の谷板金をカラーステンレスの谷板金に

取り替える工事を、幾度となく請け負って参りました。

今回も、前回同様の工事内容ですが

今回は、物凄く細かく施工状況をお伝えすることにしました。

それではいつものように、ブログ形式でご紹介いたします。

少し長文になりますが最後まで宜しくお願い申し上げます。

それでは、どうぞ・・・

屋根瓦リフォーム工事の熊本市南区の家では

施工初日・・・

陶器瓦の「釉薬の成分」で谷銅板に穴が空いておりました。

何度か、補修をされておられるようですが補修では直りません。

そこで、谷銅板を一旦撤去して・・・

防水ルーフィングを貼り直して・・・

カラーステンレスの谷板金と入れ替えます・・・

板金の上の黒いスポンジ状の物は、雨水が強風で吹き上がらないようにする為の物です。

こんな感じに施工していきます・・・

そして、谷部分のカットされている瓦は「銅線」で引っ張って固定します。

ビス穴(ネジ穴)部分でビスで固定出来る所はビスで固定しますが

谷板金にかかるところは、銅線で固定していきます。

そして、棟瓦や隅瓦部分の銅線固定穴にもコーキングで防水します。

さあ次は、別の箇所の谷板金を取り替えていきます・・・

次回もお楽しみに!!

屋根瓦リフォーム工事の熊本市南区の家では

施工2日目・・・

前回同様に、屋に板金の取替工事が行われました。

前回同様、陶器瓦の「釉薬の成分」で銅板金に穴を開けています。

これを前回同様、カラーステンレス谷板金に取り替えていきます。

結構、穴が開いております・・・

こんな感じで、新しいカラーステンレス製の谷板金に取り替えます。

そしてまた、瓦を元通りに葺き直していきます。

一枚一枚丁寧に、取り付けていきます。

そして、こんな感じに元通りに瓦を葺き直します。

地道な作業ですが、着実に進行して行っております。

さあ次回はまた、違う場所の工事が行われます。

次回もお楽しみに!!

屋根瓦リフォーム工事の熊本市南区の家では

施工3日目・・・

他社で施工されて問題がある部分の

やり換え工事を行ってもらっております。

どこが問題かというと・・・?

ここの「破風尻」と呼ばれる、破風板と瓦の接点部分の施工が問題です。

一見、雨水が侵入しないように施工され問題がなさそうに

見えると思いますが、この施工が大問題!!

表はふさがっているように見えますが・・・???

奥には穴が空いて、空洞になっております・・・

ここから入った雨水は、表で「ダム」を作っている為

一旦入った雨水は抜けきれずに室内に侵入します。

そこで、一旦全部取り外して行きます。

そこに、南蛮漆喰を奥底まで詰め込んでいきます。

これを、隙間の奥底まで詰め込みます。

奥の奥まで・・・

寝そべりながらの作業・・・

そして、こんな感じに詰め込みます。

奥の奥まで・・・

そして、あえて破風尻部分は瓦との接点を避けます。

それは、万が一水が侵入しても外に出すように施工するのが基本です。

最後は綺麗にコテで仕上げていきます・・・

次回もお楽しみに!!

屋根瓦リフォーム工事の熊本市南区の家では

大きなお宅なので、施工箇所が沢山あります。

先日に引き続き、破風尻部分のやり換え工事を行います。

施工4日目・・・

他社で行われた、この破風板の一番下の部分の施工が問題です。

この部分を一旦取り外して行きます。

そして、奥の方に南蛮漆喰を詰め込み仕上げます。

こうして雨水が中に入らないように施工します。

そして、破風尻部分より引っ込んだ部分で仕上げていきます。

そうすれば破風板も水腐れしませんし、万が一雨水が入っても

外に抜ける様に施工することが大切です。

まだまだ同じような部分の施工が、何か所もありますので

地道な作業ですが、丁寧に慎重に仕上げていきたいと思います。

次回もお楽しみに!!

屋根瓦リフォーム工事の熊本市南区の家では

またまた、地道な作業をして頂いております。

施工5日目・・・

またまた、破風尻部分処理を行いました・・・

一旦破風尻部分にしてあった瓦を取りまずします・・・

そして、奥の方から南蛮漆喰を詰め込んでいきます。

寝そべりながら、シッカリと南蛮漆喰を詰め込んでいきます。

この部分が一番重要なポイント!!

ここをシッカリ詰めておくと、中に雨水が入らなくなります。

そして表側まで南蛮漆喰で仕上げて、破風尻部分はあえて隙間をあけておきます。

まだまだ、同じような部分が続きますが、丁寧に施工して頂きます。

屋根瓦リフォーム工事の熊本市南区の家では

施工6日目・・・

谷板金と、棟瓦部分のやり換え工事を行いました。

棟瓦が、別の角度の屋根にぶち当たっているところ・・・

おそらく増築などをされた際の部分だと思いますが

他社さんが行われた、物凄く残念な施工・・・

そこで、棟瓦と谷板金部分を解体していきます。

棟部分の瓦を剥ぎ取る際、モルタルをサンダーで切っていきます。

既存の瓦を再利用する為、モルタルを丁寧に剥ぎ取ります。

そして、谷板金部分の処理・・・

一旦綺麗に全部取り外して・・・

防水フェルトも張り直し・・・

南蛮漆喰で瓦の隙間を埋めて・・・

新しいカラーステンレスの谷板金を取り付け直します。

そしてまた、一旦取り外した瓦を葺き直していきます。

次は、ちょっと大きめの板金の取替です・・・

少しずつではありますが、確実に進んでおります。

次回もまたお楽しみに!!

屋根瓦リフォーム工事の熊本市南区の家では

施工7日目・・・

先日の続きの工事が行われました。

元々施工してあった棟瓦と、谷板金部分の収まりが納得できなかったので

この棟瓦部分が短か過ぎて、収まりが悪い・・・

そこで、棟瓦部分を少し延長して頂きます・・・

こんな感じに、少し延長します。

滑らかで、なだらかな棟瓦の収まりとなります・・・

こうすることによって、風の抵抗面積も少なくなりますし・・・

全体的に強度が高まります・・・

そして、最後の「丸棟瓦」と一体的になります・・・

最後に銅線で、シッカリ固定します・・・

こんな感じに仕上げていきます!!

随分スマートな収まりとなりました・・・

次回は、大物との格闘となります!!

次回もお楽しみに!!

屋根瓦リフォーム工事の熊本市南区の家では

施工8日目・・・

銅板の谷板金と、隅棟瓦の工事が始まりました。

一旦、既存の瓦を取り外して谷板金を変えますので、瓦にナンバリングします。

そして、陶器瓦の釉薬で溶かされ穴が空いた谷板金の銅板を取り外します。

途中で、幾度か防水テープで補修を他社でされておられますが、

あくまでも補修・・・

そして、隅棟瓦も取り外してやり変えます・・・

シッカリと金具で下地を補強して、工事を行います。

ここのひと手間を掛けられるかで、全く強度が変わってきます。

そして、新しいカラーステンレスの谷板金を取り付けます。

こんな感じ・・・

前回同様棟瓦部分も、一旦取り外し綺麗に積み直します。

そして、隅棟瓦部分は下地が固まるまで一旦養生します・・・

さあ、次はいよいよ仕上げ工事に入ります!!

次回もお楽しみに!!

屋根瓦リフォーム工事の熊本市南区の家では

施工9日目・・・

前回同様、コツコツと地道な作業を行って頂きました。

前回一旦下地を固まらせる為、養生していた箇所の仕上げ作業です。

南蛮漆喰を、瓦の隅棟部分に詰め込んでいきます。

そして、こんもり南蛮漆喰を盛り上げて防水テープを貼ります。

こんな感じ・・・

そこにまた南蛮漆喰を、隅棟瓦の下地としてこんもり漏ります!!

そして、鬼瓦を銅線で引っ張り固定します。

素晴らしい作業に、素晴らしい写真アングル!!

この写真は、瓦の職人さんが撮ってくれた写真です!!

流石に、欲しいアングルを分かってますね!!

そして、祭儀は綺麗にコテで仕上げます。

銅線固定用の穴も、シッカリコーキングします。

綺麗に仕上がってます!!

少しずつ地道な作業ですが、確実に雨漏りを防ぐ工事です!!

さあ、いよいよ完成に近付いて参りました。

次回もお楽しみに!!

屋根瓦リフォーム工事の熊本市南区の家では

前回に続き、地道な作業です・・・

施工10日目・・・

一旦谷板金付近の瓦を剥ぎ取り・・・

銅板の谷板金を取り外します。

そして、新しい防水フェルトを重ね貼りします・・・

それから、新しいカラーステンレスの谷板金を取り付けます。

谷板金の一番水上で頭となる部分は、こんな感じ・・・

そして、一旦取り外した瓦を葺き直しておきます。

そして、棟瓦部分の葺き直しも行います。

地道な作業ですが、一番重要な作業です・・・

鬼瓦部分には、雨水が侵入しないようにコーキングで防水します。

そして、端部は南蛮漆喰でシッカリ仕上げます。

後もう少し・・・

次回が最終日になりそうです・・・

次回もお楽しみに!!

屋根瓦リフォーム工事の熊本市南区の家では

いよいよ施工11日目で、完工日・・・

またまた、破風尻部分を取り壊し・・・

シッカリ奥の方の隙間を防水します。

何度も言いますが、シッカリ防水して万が一雨水が侵入したら

室内ではなく、室外に水が抜ける様に施工します。

奥の奥まで、南蛮漆喰をシッカリ詰め込みます。

そして、綺麗に仕上げます・・・

そして、棟瓦部分の仕上げ工事・・・

下地部分に、南蛮漆喰を綺麗に充填します。

そして、仕上げの丸瓦を固定する為の銅線を仕込みます。

そして、仕上げていきます。

こんな感じに仕上げていきます。

イイ感じに仕上がりました!!

最後に、瓦の割れやかげの気になる瓦を取り替えます。

これで完成!!

天候に恵まれ、2日間だけしか雨が降らず助かりました。

施工11日間で、無事完了!!

長い時間お世話になり、ありがとうございました・・・

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